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03月02日-議案質疑-04号

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  1. 白岡市議会 2017-03-02
    03月02日-議案質疑-04号


    取得元: 白岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-07
    平成29年  第1回( 3月)定例会            平成29年第1回白岡市議会定例会 第8日平成29年3月2日(木曜日) 議 事 日 程 (第4号) 1、開  議 1、議事日程の報告 1、会議録署名議員の指名 1、議案第 1号の質疑   議案第 1号 白岡市の基本構想を策定することについて 1、議案第 2号の質疑   議案第 2号 白岡行政評価委員会条例 1、議案第 3号の質疑   議案第 3号 白岡空家等対策協議会条例 1、議案第 4号の質疑   議案第 4号 白岡職員の分限の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例 1、議案第 5号の質疑   議案第 5号 白岡職員育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 1、議案第 6号の質疑   議案第 6号 白岡職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例及び白岡企業職員の給与の種類及び基準に          関する条例の一部を改正する条例 1、議案第 7号の質疑   議案第 7号 白岡職員配偶者同行休業に関する条例の一部を改正する条例 1、議案第 8号の質疑   議案第 8号 白岡個人情報保護条例及び白岡情報公開個人情報保護審議会条例の一部を改正する条例 1、議案第 9号の質疑   議案第 9号 白岡税条例等の一部を改正する条例 1、議案第10号の質疑   議案第10号 白岡在宅重度心身障害者手当支給条例の一部を改正する条例 1、議案第11号の質疑   議案第11号 白岡指定地域密着型サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を          改正する条例 1、議案第12号の質疑   議案第12号 白岡指定地域密着型介護予防サービス事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護          予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改          正する条例 1、議案第13号の質疑   議案第13号 白岡手数料条例の一部を改正する条例 1、議案第14号の質疑   議案第14号 相互救済事業の委託について 1、議案第15号の質疑   議案第15号 白岡市道路線の認定について 1、議案第16号の質疑   議案第16号 平成28年度白岡一般会計補正予算(第5号) 1、議案第17号の質疑   議案第17号 平成28年度白岡国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 1、議案第18号の質疑   議案第18号 平成28年度白岡後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 1、議案第19号の質疑   議案第19号 平成28年度白岡介護保険特別会計補正予算(第3号) 1、議案第20号の質疑   議案第20号 平成28年度白岡農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 1、議案第21号の質疑   議案第21号 平成28年度白岡公共下水道事業特別会計補正予算(第3号) 1、議案第22号の質疑   議案第22号 平成28年度蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号) 1、議案第23号の質疑   議案第23号 平成28年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号) 1、議案第24号の質疑   議案第24号 平成28年度白岡水道事業会計補正予算(第2号) 1、議案第25号の質疑   議案第25号 平成29年度白岡一般会計予算 1、議案第26号の質疑   議案第26号 平成29年度白岡国民健康保険特別会計予算 1、議案第27号の質疑   議案第27号 平成29年度白岡後期高齢者医療特別会計予算 1、議案第28号の質疑   議案第28号 平成29年度白岡介護保険特別会計予算 1、議案第29号の質疑   議案第29号 平成29年度白岡農業集落排水事業特別会計予算 1、議案第30号の質疑   議案第30号 平成29年度白岡公共下水道事業特別会計予算 1、議案第31号の質疑   議案第31号 平成29年度蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計予算 1、議案第32号の質疑   議案第32号 平成29年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計予算 1、議案第33号の質疑   議案第33号 平成29年度白岡水道事業会計予算 1、議案常任委員会付託省略 1、議案第15号の討論、採決   議案第15号 白岡市道路線の認定について 1、議案第16号の討論、採決   議案第16号 平成28年度白岡一般会計補正予算(第5号) 1、議案第17号の討論、採決   議案第17号 平成28年度白岡国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 1、議案第18号の討論、採決   議案第18号 平成28年度白岡後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 1、議案第19号の討論、採決   議案第19号 平成28年度白岡介護保険特別会計補正予算(第3号) 1、議案第20号の討論、採決   議案第20号 平成28年度白岡農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 1、議案第21号の討論、採決   議案第21号 平成28年度白岡公共下水道事業特別会計補正予算(第3号) 1、議案第22号の討論、採決   議案第22号 平成28年度蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号) 1、議案第23号の討論、採決   議案第23号 平成28年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号) 1、議案第24号の討論、採決   議案第24号 平成28年度白岡水道事業会計補正予算(第2号) 1、議案常任委員会付託 1、散  会〇本日の会議に付した事件 1、議案第 1号 白岡市の基本構想を策定することについて 1、議案第 2号 白岡行政評価委員会条例 1、議案第 3号 白岡空家等対策協議会条例 1、議案第 4号 白岡職員の分限の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例 1、議案第 5号 白岡職員育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 1、議案第 6号 白岡職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例及び白岡企業職員の給与の種類及び基準に          関する条例の一部を改正する条例 1、議案第 7号 白岡職員配偶者同行休業に関する条例の一部を改正する条例 1、議案第 8号 白岡個人情報保護条例及び白岡情報公開個人情報保護審議会条例の一部を改正する条例 1、議案第 9号 白岡税条例等の一部を改正する条例 1、議案第10号 白岡在宅重度心身障害者手当支給条例の一部を改正する条例 1、議案第11号 白岡指定地域密着型サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を          改正する条例 1、議案第12号 白岡指定地域密着型介護予防サービス事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護          予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改          正する条例 1、議案第13号 白岡手数料条例の一部を改正する条例 1、議案第14号 相互救済事業の委託について 1、議案第15号 白岡市道路線の認定について 1、議案第16号 平成28年度白岡一般会計補正予算(第5号) 1、議案第17号 平成28年度白岡国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 1、議案第18号 平成28年度白岡後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 1、議案第19号 平成28年度白岡介護保険特別会計補正予算(第3号) 1、議案第20号 平成28年度白岡農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 1、議案第21号 平成28年度白岡公共下水道事業特別会計補正予算(第3号) 1、議案第22号 平成28年度蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号) 1、議案第23号 平成28年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号) 1、議案第24号 平成28年度白岡水道事業会計補正予算(第2号) 1、議案第25号 平成29年度白岡一般会計予算 1、議案第26号 平成29年度白岡国民健康保険特別会計予算 1、議案第27号 平成29年度白岡後期高齢者医療特別会計予算 1、議案第28号 平成29年度白岡介護保険特別会計予算 1、議案第29号 平成29年度白岡農業集落排水事業特別会計予算 1、議案第30号 平成29年度白岡公共下水道事業特別会計予算 1、議案第31号 平成29年度蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計予算 1、議案第32号 平成29年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計予算 1、議案第33号 平成29年度白岡水道事業会計予算午前9時00分開議 出席議員(18名)     1番   井  上  日 出 巳  議員       2番   渡  辺  聡 一 郎  議員     3番   関  口  昌  男  議員       4番   斎  藤  信  治  議員     5番   松  本  栄  一  議員       6番   細  井     公  議員     7番   大  島     勉  議員       8番   遠  藤     誠  議員     9番   黒  須  大 一 郎  議員      10番   大  髙     馨  議員    11番   鬼 久 保  二  郎  議員      12番   野  口  克  博  議員    13番   石  原  富  子  議員      14番   大  倉  秀  夫  議員    15番   江  原  浩  之  議員      16番   菱  沼  あ ゆ 美  議員    17番   高  木  隆  三  議員      18番   藤  井  栄 一 郎  議員 欠席議員(なし)                                                    説明のための出席者    小  島     卓   市   長        秋  葉  清 一 郎   副 市 長    長  島  秀  夫   教 育 長        笠  原  英  之   総 合 政策                                           部   長    野  口  仁  史   市 民 生活        八 木 橋  昌  美   健 康 福祉                 部   長                     部   長    中  島  浩  之   都 市 整備        中  村  達  也   上 下 水道                 部   長                     部   長    齋  藤  重  代   会計管理者        高  澤  利  光   教 育 部長                                                    事務局職員出席者    鬼 久 保  晃  一   事 務 局長        中  太  隆  明   書   記    山  田  真 規 子   書   記        伊  藤  雅  子   書   記 △開議の宣告                                (午前 9時00分) ○藤井栄一郎議長 ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。                          ◇ △議事日程の報告 ○藤井栄一郎議長 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付いたしましたとおりであります。                          ◇ △会議録署名議員の指名 ○藤井栄一郎議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第83条の規定により、議長において   3番  関 口 昌 男 議員   4番  斎 藤 信 治 議員   5番  松 本 栄 一 議員 を指名いたします。                          ◇ △議案第1号の質疑藤井栄一郎議長 日程第2、市長提出議案質疑を行います。  まず、議案第1号 白岡市の基本構想を策定することについての件を議題といたします。  既に説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  8番、遠藤誠議員。 ◆8番(遠藤誠議員) お許しをいただきましたので、質疑をさせていただきます。  第5次総合振興計画についてです。第5次白岡総合振興計画基本構想、9ページにある「参画と協働によるまちづくり」の推進において、市民、議会、行政3者が同じ大きさで描かれています。現行は、行政が圧倒的に大きい、市民、議会は圧倒的に小さいという感が免れません。つまり、こういう図が入っているわけです。実際は、私なんか見る実感は、こういう感じなのです。議会はこんな小さくなっていますけれども、これはいろいろ考えあるのですけれども、市民もそんなに大きくないという、現状はやっぱりこういう現状だと、そうではなくて市民を大きくしていくのが、これからやはり一番最初にやらなければいけないことは、市民の力を大きくしていくことがなされなければ、この3者がこういう形で並んでいく形にはならないというふうに考えるわけです。  まず最初に、市の考えは、議会はともかく、これは議員が努力することですから、市民の力を行政と同じように、あるいは少なくとも十分な力を持っているように近づけていくのが、一番最初大切ではないかというふうに考えていますが、いかがでしょうか。 ○藤井栄一郎議長 笠原総合政策部長。       〔笠原英之総合政策部長登壇〕 ◎笠原英之総合政策部長 おはようございます。それでは、遠藤議員質疑の第5次総合振興計画基本構想9ページの図、市民行政の現在の力関係と目標はにつきましてお答えを申し上げます。  当市では、平成23年6月に自治基本条例を制定し、参画と協働まちづくりを進めているところでございます。申し上げるまでもなく、まちづくりの主体は市民、議会、行政の3者でございます。まちづくりを進めるに当たっては、この3者のいずれかが中心になるものではなく、それぞれがその立場や責務に応じてまちづくりを考え、同じ目標に向かって一体的に取り組んでいくことが重要であると考えます。このため、市民、議会及び行政の力を大小で論ずるものではないと考えております。今後も総合振興計画に位置づけておりますとおり、市民、議会と連携、協力してまちづくりを進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。 ○藤井栄一郎議長 8番、遠藤誠議員。 ◆8番(遠藤誠議員) 私は、施策を見て一番足りないのが、この状況からこの状況にしていくための施策が意識的になされていないということが一番気になるわけです。ですから、5年たっても10年たってもこのまま、ずっとこっちのほうのまま行ったときに、果たして協働と言われる、標榜している政策基本方針がいつになっても実現しない。このままずっと、これから先10年も進んでしまうというような気がしてならないわけです。これは、非常にやっぱり重要なことであって、なかなか評価するのが難しいのだけれども、意識的にこちらのものをこちらに近づけるという政策を打っていかない限り、他の市町村と比べても同じことを同じように繰り返すだけになってしまうと、そういう形になってしまうと思うのです。  答弁を求めても、今、部長が言った限りだと思うので、あえて申しませんけれども、私はいつも気になっているのは、こちらからこちらへする施策がちゃんと表に出るのが、やっぱり一番必要ではないかというような気がしているのです。そうすれば、どういうところでそれがあらわれているかということがちゃんとつかめるし、他の市町村と他の市と差がちゃんと出るべきものとしてあるというふうな気がするわけです。そのことを申し上げて、1番の質問は終わります。  それで、実は今の白岡市の施策、いろいろなものの現状を見ますと、今般の市長の平成29年度市政運営に関する基本計画、基本的な考え方の中で、例えば、白岡中学校周辺区域について、「関係者の皆様と一緒になって都市的な利用を図り」としています。読めば、根底にこの計画の執行は関係者の皆様、つまり地権者とだけ協議すると私なんか受け取ってしまうわけです。これが、今の段階の市長の本音だと思うのです。その後、記述でも市民という言葉が出てくると、市民の主語は、「大型商業施設を要望する」というところでしか市民という主語は出てこないのです。私は、はっきり言って、前からこの白岡中周辺の検討をするときに、地権者の方だけが議論する権利があるわけではないというふうに言っているわけです。地権者市民ですけれども、地権者ではなくて市民として、もっとわかりやすく言えば消費者としてだけではなくて、市民としてこの都市計画に、都市を計画することにどういうふうに参画していくかということをちゃんと過程に入れていかなければ力にはならない。私は、みんな何でもそうだと思うのです。  また、もう一つ申し上げると、大山・菁莪地区の活性化策を市の重要プロジェクトとして位置づけ、地域人材の育成と活性化策を進めていくのも、実は記述されていることは大学との連携と協力でという、ここでもやっぱり市民の役割がないのです。市民が出てこないのです。私は、この表で施策を進めるというとき、なぜ記述したり陳述するときに、市民という言葉が何で入ってこないの。これは、一つ一つ市民を、こういう小さい市民から大きい市民へ育てていくための、平たく言えば勉強の機会、あるいは都市計画というのは誰がやるのかというふうな、誰が都市計画つくっていくのか。その中、市民は意見が言えるのだという、そういう風土をつくっていかなければならないにもかかわらず、いつも市民が抜けているのです。これが2つ目です。  さらに、行政報告特産品開発事業の推進についても、これは行政報告を市長しましたけれども、その中でも連携するのは、ちゃんと市と大学と企業しか出てこないのです。私この間、その話をちょっと担当近いところに言ったら、いや、委員は市民ですと言うから、だからそうではなくて、こういう記述や理念の中で、市と市民と議会と大学と企業とかそういうこと、その中に市民が入っていないのは絶対おかしいのです。そういうことをちゃんと入れなさいと、そういう感じが非常に多いのです。  私はこれほど、変な言い方すれば当てにされていない市民は、あるいは役割を当てられていない市民は、市に愛着を持つことはないと思います。誰かが、ひと事とか自分のこととか、そういうふうな言葉で質問された方もいましたけれども、ひと事なのです。市の仕事は、ずっと市民にとってはひと事。そういう体質が、風土ができてしまっているのです。これは、私はずっと思っているのは、これは白岡の体質であって、市長の考え方の基本的なところはいつもそうであると。いつも追いかけていっても市民、企業や行政、議会、市民、何を追いかけていったって市民を意識的にその中に入れていって、それで実は確かにこうした経験が市民はあまりないですから、審議会委員会へ連れてきたって、足手まといと言っては失礼な言い方だけれども、やっぱり訓練をしていかないと、担当のほうは時間も労力もかかり、苦労の多い時間になるのはわかりますけれども、しかしそれを抜きにしたら、成果の見込める協働事業は望めないのではないか。こうした機会で、市民の方が何か小さなことでも達成することによって、市民は市に対して愛着を持っていくのではないかというふうに考えるわけです。  それから、もっと例を挙げて言いますと、部長が説明した平成29年度事業予算の説明のときも、新規に上程された白岡中学校周辺区域土地利用推進事業は、地権者の意向を反映するというふうに説明されました。それから、もう一つここの同じ欄にあった皿沼地区土地利用検討事業についても、地権者と言っています。それから、大山・菁莪地域活性化推進事業については、もう一つ協働する、一緒に仕事をするのは大学と検討すると説明しました。この中に、いずれも市民という言葉が出てこないのです。これが今、正直な白岡市のレベルだというふうに思っています。要するに、やっぱりこういう形では、変な言い方すれば、無理やりでも引っ張ってきてこういう場所で勉強していただいたり、それからこういう過程を踏んで何か成果を上げていくというふうな過程がなければ、市民協働という、多分この……多分というか、間違いなくこれは市民協働という意図で載せた図だと思うのですけれども、これらは実現しないのではないか。  だから、総合振興計画の一番トップのほうに載っているこの図と、実は市長や予算の説明した部長の述べていることに、かなり私はそごを感じるのです。行き違いを感じるのです。その辺のところはいかがお考えか、2番目の質問としてお伺いいたします。 ○藤井栄一郎議長 笠原総合政策部長。       〔笠原英之総合政策部長登壇〕 ◎笠原英之総合政策部長 それでは、議員質疑市民協働と、平成29年度施政方針事業に取り組む説明にそごはないのかにつきましてお答えを申し上げます。  市では、第5次白岡総合振興計画まちづくりの進め方として、参画と協働によるまちづくりの推進を掲げ、さまざまな施策や事業において市民参画住民協働による取組を行ってまいりました。議員ご指摘の特産品の開発や、また総合振興計画の策定に当たりましても、公募に応じていただいた市民の方に参画いただいたところでございます。さらに、来年度から取り組みを予定しております大山・菁莪地域活性化推進事業におきましては、地域にお住まいの方と学生が一緒に地域づくりについて検討を行い、またあわせて地域づくりの担い手となる市民の育成にも取り組んでまいりたいと考えております。市といたしましては、総合振興計画に位置づけておりますとおり、今後も市民の方と協働によるまちづくりを進めてまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。 ○藤井栄一郎議長 8番、遠藤誠議員。 ◆8番(遠藤誠議員) 今、部長地域の方々と言ったけれども、実は説明の中でその言葉は一つも出てきていないのです。地権者という言葉は出てくるけれども、地域の方々という言葉は出ていなかったから、私はあなたたちの、市の側の本当の気持ちは地域の方々ではなくて、地権者と学生、大学というふうな話でしかとれないのです。実際進めていくときに、やっぱりお考えになっている執行部の方、市の考えている方が、そういう形の頭の中が変わっていないから、いつまでもそういう形で言葉が出てしまうのだというふうな気がしてならないのです。それをやり合ってもしようがないので、市民だと。市民というのは、時間はかかるけれども、そういう形で市の職員とは違うので、訓練をしていかないと、勉強の機会がないと入ってきませんよということが私の一番の主張です。  3番目の愛着について申し上げます。実は、この基本構想から基本計画のほうに行くと、愛着という言葉が盛んに使われていまして、シビックプライドの醸成とか、それから市に誇りを持って成長できるようにというふうな、子供が成長できるようにとか、それから地域への愛着の醸成という項目もあるのですけれども、残念ながら構想になってくると愛着というところの項目がなくなってしまうのです。これを、実は愛着という言葉は、なかなか具体的な事業にしていくのが難しいと思うのですけれども、これが実は一番重要な根本的なことであって、特に愛着というのは最も市民側の問題であって、市民が愛着を醸成しやすい環境を、あるいは機会を市が用意されなければ、本当の愛着は育たないというふうに考えるわけです。それは、やっぱり市民が我がこととして市のことを考えられるような機会をつくっていかなければいけないと。そのときに、市民地権者に限定して排除していったら、それはせっかくそういう機会なのに逃してしまうということを考えるわけです。例えば、簡単に言うと、子供に家のお手伝いをやってもらうようなものであって、市民の育ちもこういう機会がたくさん必要なのだというふうに考えるわけです。  市民が市に誇りと愛着を持つためには、まず市への関心から誇り、愛着に変われる過程、きっかけが必要です。それは地権者に限らず、計画や商品開発やプロジェクトと言える規模の大きい計画に参画して達成感を味わうことにより、確実なものとして醸成できるのではないかというふうに考えます。今まで述べたように、市民を排除するような方法、あえて言えば地権者だけで参画を、いい言葉ではないですよ、偽装するようなやり方は逆行している。だから、例えば、白岡中学校は今、限定されて地権者だけで会議つくっているけれども、それは実は逆行しています。見ている側からすると、本当に参加して愛着を持ちたいという積極的な気持ちを持っている人たちにとっては逆行です。あれは、地権者だけが参加して議論ができるというのは、私は逆行であるように考えているのですが、いかがでしょうか。 ○藤井栄一郎議長 笠原総合政策部長。       〔笠原英之総合政策部長登壇〕 ◎笠原英之総合政策部長 それでは、議員質疑市民が市に誇りや愛着を持つためにはさまざまな計画などに参画し、何かを達成する機会が見逃されているのではないかというご質問につきましてお答えを申し上げます。  市では、市民の方が市に対する愛着や誇りを持ち、ずっと住み続けてもらうためには、市民の皆様の主体的なまちづくりへの協働が必要であると考えております。先ほどの答弁の中でも申し上げましたとおり、市では市民参画住民協働によるまちづくりを積極的に推進しており、これまでさまざまな施策や事業において市民の方と一緒にまちづくりを行ってまいりました。今般の第5次白岡総合振興計画基本構想及び後期基本計画の策定に当たりましても、新たにワールドカフェの方式を取り入れた市民参加型のフォーラムを実施するなど、市民参画の拡大に努めてきたところでございます。  これからも市民の方に当事者としてまちづくりにかかわっていただき、市や地域に対する愛着が育まれるよう、より一層市民参画住民協働を推進してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。
    藤井栄一郎議長 8番、遠藤誠議員。  質疑の途中ですが、遠藤議員に申し上げます。質疑は簡潔明瞭にお願いいたします。 ◆8番(遠藤誠議員) 市が、愛着という言葉、あるいは誇りを持つということに関して、記述の中にたくさん入れたことに関しては敬意を表します。しかし、それが事業として実現していくような方策をちゃんと考えていかないと、それはいつになってもできないのではないか。  それから、日本の今、置かれている現状は、愛着や我がことということが、まず一番の基本である選挙の投票行動の中で5割を切っているような投票率が、もうざらに出てきて珍しくなくなってしまったと。それから、この間の市長選挙でも36.何%となってしまっているのです。そういうことを基本的に頭に置いて、一つ一つの課題だけではなくて、いかに実質的な協働ができるか、そういうことを考えていただきたいと思います。  4点目に移ります。4点目は、実はこれは別に私が具体的に幾つ、どことどこというふうに言っているのではないのですけれども、都市化について、田園都市という言葉は以前からありました。かなり大きい表題として、計画のサブタイトルとかいろんなものについていましたけれども、時間の経過とともに、記述に都市化とか都市的利用という言葉が多くあらわれてきています。これは、とりもなおさず白岡という首都圏40キロという場所が、自然に当然のように都市化ということをやっていかなければならない状況に置かれたのだと思うのです。  それで、今回はちょっと無理かもしれませんけれども、いろんなところに都市的な利用とか、そういうことが記述されていることもありますし、都市化という何となく使っている都市あるいは都市化という言葉をもう少し上位に置いて、計画、構想なんかの上位に置いて、都市になるという記述を明確に入れるべきではないか。そういうことのほうが、市民に対して伝わるのではないかというような、市は何を目指しているのか。緑を残しながら、農作物もつくりながら、農業も振興しながら、でもやっぱり置かれている位置からすると都市を選択するのだという、そういうことを明確に計画の上位に入れるべきではないかというふうに考えるのですが、いかがでしょうか。 ○藤井栄一郎議長 笠原総合政策部長。       〔笠原英之総合政策部長登壇〕 ◎笠原英之総合政策部長 それでは、議員質疑の都市化につきましてお答えを申し上げます。  なお、その前に先ほどの答弁で、市民の愛着ということのご質問につきまして、追加で答弁させていただきたいと思います。先ほど議員のご質疑の中で、白岡中学校周辺区域の土地利用について、地権者だけで進めているとのご質問がございました。市としましては、白岡中学校周辺区域につきまして、この土地利用の検討につきましては、地権者の方も市民の方でございまして、その市民の方のご意向を聞くのは十分必要なことだと考えているところでございます。今後も白岡中学校周辺区域の土地利用につきましては、市民の方、かつ地権者の方のいろいろご意向もお伺いしながら進めてまいりたいと考えているところでございます。  続きまして、都市化につきましてお答えを申し上げます。圏央道の埼玉県内及び茨城県内の開通や、白岡菖蒲インターチェンジの開設、また都市計画道路篠津・柴山線、白岡・篠津線の供用開始など、生活や産業を支える都市基盤の一層の充実が図られ、市の産業立地の優位性が飛躍的に高まっておりますことから、市では最上位の計画でございます総合振興計画基本構想に、今までより一歩踏み込んで新たな土地利用の考え方を位置づけたものでございます。  今回の第5次白岡総合振興計画基本構想の見直しにおいては、こうした市を取り巻く状況を十分勘案するとともに、今後5年間の市の育成を見据えて見直しを行ったものでございます。したがいまして、現在、ご審議いただいております第5次白岡総合振興計画基本構想案におきましても、都市化につきましては十分ご理解いただけるものと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。 ○藤井栄一郎議長 8番、遠藤誠議員。 ◆8番(遠藤誠議員) 追加で答弁していただきましたが、私はそこは決定的な違いだと思います。地権者市民であるというのは、私にとっては詭弁です。それは、逆にでは地権者でない人たちの感情を考えてください。それは、決して市にとってはプラスになるのではないと思います。  それから、再質問させていただきます。さすがに市長が数年前から言っていた、市が最大のサービス産業だというふうには、今回はもう記述されていませんし、市長の口からも聞いておりません。結局、市民を単なるサービスの受け手として考える限り、さっき言ったように我がことではないのです。市政や都市計画は我がことではないということが一番欠点なのです。そこから愛着は生まれないと思うのです。言わなかったことをるる言って申しわけないのですけれども、市が最大のサービス産業というふうなことから、そうではなくて協働という言葉に転換なさったことに関しては評価するものですけれども、私はサービスの受け手とする考え方に傾いていたら、いつまでも愛着の醸成はできないような気がするのですけれども、もしお答えいただけるならお願いします。 ○藤井栄一郎議長 笠原総合政策部長。       〔笠原英之総合政策部長登壇〕 ◎笠原英之総合政策部長 それでは、議員の再質疑お答えを申し上げます。  先ほど答弁申し上げましたとおり、市ではまちづくりの主体は市民、議会、行政の3者であると考えております。そのため、まちづくりを進めるに当たっては、この3者がそれぞれに自覚し、自立し、責任を持ち、同じ方向に向かって一体的に活動することが重要であると考えます。市といたしましては、市全体の協働意識の向上を図り、市民との協働による取り組みを進めてまいりたいと考えております。具体的には、大山・菁莪地域活性化推進事業地域活動キックオフ事業を実施するなど、市民との協働による取り組みをさらに進め、市への愛着度の向上につなげてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。 ○藤井栄一郎議長 以上で通告による質疑は終わりました。  これをもって質疑を終了いたします。                          ◇ △議案第2号~議案第15号の質疑藤井栄一郎議長 次に、議案第2号 白岡行政評価委員会条例から議案第15号 白岡市道路線の認定についてまでの件を議題といたします。  既に説明が終了しておりますので、これより質疑に入りますが、質疑の通告がありませんので、質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。                          ◇ △議案第16号の質疑藤井栄一郎議長 次に、議案第16号 平成28年度白岡一般会計補正予算(第5号)の件を議題といたします。  既に説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、8番、遠藤誠議員。 ◆8番(遠藤誠議員) 16号議案、補正予算について、新規就農総合支援事業について430万8,000円を減額する内容は、これはかなり多額に執行残があるのですけれども、その内容を教えてください。 ○藤井栄一郎議長 野口市民生活部長。       〔野口仁史市民生活部長登壇〕 ◎野口仁史市民生活部長 それでは、遠藤議員質疑の新規就農総合支援事業の減額の理由についてお答えを申し上げます。  当該事業につきましては、当初5名への支援を想定して予算を計上したところでございますが、当年度については、現在、就農されている若い方でございますけれども、現就農者2名に対して支援を行いまして、3名分の予算を減額したものでございます。減額した3名分の予算につきましては、市内で露地栽培を行いたいという相談がそれぞれございましたことから、その支援を見込んでおったところでございます。しかしながら、当該事業白岡市青年就農給付金給付要綱では、給付の要件といたしまして、給付対象者が農地の所有権または利用権を有していることとなっており、本年度において相談をいただいた方々につきましては、農地の利用権等を取得すべくそれぞれご努力されたところでございますけれども、また市といたしましてもさまざまな支援をさせていただきましたが、当年度での給付の要件を満たすことができなかったところでございます。  なお、来年度の一般会計予算の同事業予算につきましては、先ほど申し上げました3名のご相談の方々や、その他の就農希望者に対しまして、就農に向けた的確な相談支援を行っていくため、平成28年度の当初予算と同額を計上させていただくものでございます。  以上、答弁とさせていただきます。 ○藤井栄一郎議長 8番、遠藤誠議員。 ◆8番(遠藤誠議員) 後継者の問題は、一番農業の中で重要な問題で、ずっと歴年、経年見ていっても、これが全然増えてこないというふうなことなので、何か違う手法をやらなければいけないのではないかという気がしているのですけれども、部長のほうからもう平成29年度予算も同じ件数を計上したということは、それから私の質問がそっちへ行ってしまうとルール違反なので、就農についてはもう少し、新規就農については具体的な実りある施策をやっていただきたいことを申し上げて終わりにします。 ○藤井栄一郎議長 次に、9番、黒須大一郎議員。 ◆9番(黒須大一郎議員) 通告に従い、質疑いたします。  地方債の追加補正で、ページでいうと8ページのところにありますが、利率年5%以内としています。5%以内というのはよく見かけるのですが、どのくらいの金利を予定しているのかお伺いします。 ○藤井栄一郎議長 笠原総合政策部長。       〔笠原英之総合政策部長登壇〕 ◎笠原英之総合政策部長 それでは、黒須議員質疑の地方債の追加補正の1点目、利率を幾らと予定しているのかにつきましてお答えを申し上げます。  平成27年度に借り入れをいたしました市債の利率につきましては、0.10%から0.43%の範囲となっているところでございます。本年度につきましても、若干の変動はあると思われますが、同程度の利率を見込んでおります。しかしながら、急な金融情勢の変化に対応することができるよう余裕を持った利率として、こちらでは5%を上限としているものでございます。市債の借り入れに当たっては、可能な限り低利で借り入れをできるよう努めてまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。 ○藤井栄一郎議長 9番、黒須大一郎議員。 ◆9番(黒須大一郎議員) 国の施策に合わせて、平成29年度前倒しということで事業を聞いております。1億円近い事業で、そのうちの3分の2ですかね、大体7,000万円、限度額ですから7,030万円ということでなっています。0.1%でも大きな金額になると思いますが、今、お話しした中で見直しとか変動とかということがあると思うのですが、利率の見直しはどのような形でなっているのでしょうか。1年ごとの契約になるのか、10年固定金利とか、一般的に民間の住宅ローンを借りる場合はさまざまなパターンがあると思うのですが、いろいろパターンあると思うのですが、今回はこれに対してはどんな見通しというか、形になっているのかお願いしたいと思います。 ○藤井栄一郎議長 笠原総合政策部長。       〔笠原英之総合政策部長登壇〕 ◎笠原英之総合政策部長 それでは、議員質疑の地方債の追加補正の2点目、利率見直しにつきましてお答えを申し上げます。  一般会計で借り入れを行っている市債につきましては、基本的に固定金利となっており、利率の見直しはございません。償還期限が20年と長期になっている臨時財政対策債などに限り、借り入れから10年後に利率の見直しがされる契約となっているところでございます。このように当初設定された利率で基本的に固定となりますことから、市債の借り入れを実行する際には、より低利で借り入れができるよう努めているところでございます。具体的には、民間金融機関等から市債の借り入れを実行する際には、最も低利な利率を提示した金融機関から行うなど、利率の低減に努めているものでございます。  以上、簡単ではございますが、答弁とさせていただきます。 ○藤井栄一郎議長 9番、黒須大一郎議員。 ◆9番(黒須大一郎議員) 利率について、詳細な説明ありがとうございました。今後とも変動、国の分もあるでしょうけれども、注視して大事ないようにお願いしたいと思います。  それでは、次の質問に移ります。ふるさと納税事業についてお伺いしたいと思います。今回の補正で、当初予算時のほぼ倍である9,580万3,000円の寄附となるということを受けていますが、当初よりも大幅な返礼品を用意しなくてはいけないということでもあると思うのですが、その際、返礼品の欠品や納期の大幅遅れ、またはそれとは別のところで行われる控除証明みたいな寄附証明書、そういうものの問い合わせとかクレームとか、どのような状況ですか、お伺いしたいと思います。 ○藤井栄一郎議長 笠原総合政策部長。       〔笠原英之総合政策部長登壇〕 ◎笠原英之総合政策部長 それでは、議員質疑のふるさと納税につきましてお答えを申し上げます。  ご質疑のふるさと納税返礼品の欠品や納期の大幅遅滞などのクレームの状況でございますが、現在のところご質疑の事案につきまして、寄附者の方からのクレームはございません。当市では、返礼品の管理を専門事業者に業務委託しており、返礼品の在庫状況をシステム化し、また返礼品を取り扱う市内協力事業者の生産や処理能力を超えないよう調整しているところでございます。  また、返礼品以外にも寄附金受領証明書などを発行させていただいておりますが、こちらにつきましては到達しているはずなのですが、具体的には紛失されたなどという方もいらっしゃいます。そういった方からは問い合わせいただくことはございまして、こちらの問い合わせにつきましては再発行を行うなど誠心誠意対応しているところでございます。今後とも、多くの皆様に当市にご寄附をいただけますよう引き続き努力してまいりたいと存じますので、ご理解、ご協力くださいますようお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。 ○藤井栄一郎議長 9番、黒須大一郎議員。 ◆9番(黒須大一郎議員) 寄附者の方々に加熱ぎみで、報道でも返礼品等の加熱な競争による問題が出て、ふるさとチョイスだと掲載に対する基準を改めるというような記事も見受けられました。お話でクレームはないということですが、問い合わせはあったと。  問い合わせとクレームの基準というのは、はかりかねるところですが、もう一つ気をつけなくてはいけない。今回は等というふうに書いていますし、また当初予算のほうで、委員会のほうでもんでいただければいいと思うのですが、要するに返礼品を用意する業者さんというのですか、生産者さん、その方々にも大変ご努力をしていただいていると思いますが、その問い合わせ等ににも丁寧に、また計画性を持って十分ゆとりを持ったものがあればいいなと思っていますので、後々の委員会のほうで、当初予算のほうでよくご審議していただきたいと思います。  以上です。 ○藤井栄一郎議長 以上で通告による質疑は終わりました。  これをもって質疑を終了いたします。                          ◇ △議案第17号~議案第19号の質疑藤井栄一郎議長 次に、議案第17号 平成28年度白岡国民健康保険特別会計補正予算(第4号)から議案第19号 平成28年度白岡介護保険特別会計補正予算(第3号)までの件を議題といたします。  既に説明が終了しておりますので、これより質疑に入りますが、質疑の通告がありませんので、質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。                          ◇ △議案第20号の質疑藤井栄一郎議長 次に、議案第20号 平成28年度白岡農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)についての件を議題といたします。  既に説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  9番、黒須大一郎議員。 ◆9番(黒須大一郎議員) 通告により、質疑いたします。  農業集落排水の繰越金について、本事業は一般会計へ、年度末の確定により143万円減少したことにより戻しました。全体的に、依然6,000万円を超える繰入金、いわゆる赤字補填ですが、この事業をしています。この状況はいつまで続くのでしょうか、お伺いします。 ○藤井栄一郎議長 中村上下水道部長。       〔中村達也上下水道部長登壇〕 ◎中村達也上下水道部長 それでは、黒須議員質疑の繰入金につきましてお答えを申し上げます。  当市の農業集落排水事業につきましては、まず柴山地区が平成8年度から事業に着手いたしまして、平成12年4月に供用を開始いたしました。また、続けて大山地区が平成12年度から事業に着手いたしまして、平成19年1月に供用が開始され、両地区内の水洗化が順調に進んできたところでございます。  さて、農業集落排水事業特別会計につきましては、適正な経費負担区分を前提といたしました独立採算原則が定められております。この経費の負担区分に基づきまして、一般会計が負担することとされている経費につきまして繰り出し基準というのが定められておりまして、いわゆる基準内繰入金として一般会計から繰り入れているところでございます。これとは別に、使用料等の事業収入が不足している分ということで、歳入不足の補填目的でございます基準外繰出金というのがございます。当市の農業集落排水事業の現状といたしましては、主に処理施設使用料、そして受益者分担金の収入をもって事業を進めておりますが、なお歳入に不足が生じますことから、不足する額を一般会計から繰り入れをしていただいている状況でございます。  この状況がいつまで続くのかとのご質疑でございますが、市民サービスの維持も必要でありますことから、当分の間、一般会計からの繰り入れを行ってまいりますが、今後できる限り一般会計からの繰入金を削減できるように、今後も努力してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○藤井栄一郎議長 9番、黒須大一郎議員。 ◆9番(黒須大一郎議員) ご答弁により、大変厳しい状況であることが認識できます。いわゆる集めたお金で、根本的にそこでさえ足らないと。運営費が、維持管理費が足らないという状況で、それプラス施設を整備したときのお金を返している状況だと。非常に厳しい中、今、当分の間というお話ですが、大きなお金を投資しています。大山地区と柴山地区と言いましたけれども、要するに字で言うと柴山、荒井新田、下大崎と、その地区の農業基盤の環境維持ということで、環境省と農林水産省が農業政策の問題を解決すると、施設等を維持するということで始めた事業です。その環境を改善した効果が、その地区、今、いみじくもその地区に産業化という話も出ていますが、農業振興や大山小学校の現在の状況を見ると、大変効果的になっているかと厳しい見方をせざるを得ないと思います。今後の本事業の見通し、考えをお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○藤井栄一郎議長 中村上下水道部長。       〔中村達也上下水道部長登壇〕 ◎中村達也上下水道部長 それでは、議員質疑2つ目につきましてお答えを申し上げます。  農業集落排水事業は、農業用用排水の水質保全、それから農業用用排水施設の機能維持、または農村生活環境の改善を図りまして、あわせて公共用水域の水質保全に寄与するために、農業集落におけるし尿、それから生活雑排水等の汚水を処理する施設を整備いたしまして、循環型社会の構築に資することを目的とした事業でございます。  さて、当市における農業集落排水事業の今後の見通しでございますが、平成8年度から事業に着手いたしまして、施設によっては築造から20年経過したものもございます。施設の老朽化対策が、今後の主な事業となってくるものでございます。そのため、効率的かつ経済的な老朽化対策を行うために、長寿命化計画を策定していく予定でございます。また、平成32年度から公営企業会計に移行するため、今年度より準備を行っております。今後3年間、資産調査や財政シミュレーション、そして経営戦略などを策定してまいります。新たな事業といたしましては、先ほど申し上げましたが、事業を実施するとともに、今後も適切な維持管理に努めまして、できる限り一般会計からの繰入金の削減に努力してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○藤井栄一郎議長 9番、黒須大一郎議員。 ◆9番(黒須大一郎議員) 当地区の農業環境、また水系の保全というか、守るために、厳しい中の……というのですか、更新ということではなくて、図るという考えをお聞きしました。今回の補正も、経営努力のために総務費というのですか、管理費を削減、それプラス予定よりもしっかり回収できたというか、集金できたということで返せた。でも、140万円です。1億円近いやつから、最近は6,000万円ぐらいの繰り入れになってきていますけれども、厳しい状況が続いています。全体を見ながら、もう一つはその先のことを考えて、ぜひ考えていただきたいと思います。補正ですので、平成29年度予算審議のほうをよろしく期待しまして、私の質疑は終わりにします。  議長、済みません。修正というか、言い間違いを直させていただきます。 ○藤井栄一郎議長 どうぞ。 ◆9番(黒須大一郎議員) 先ほど大山地区の字名を言うときに、柴山、「荒井新田」と言うべきところを「太田新井」と言ってしまいました。修正いたしたいと思います。あとは同じですので、よろしくお願いします。 ○藤井栄一郎議長 以上で通告による質疑は終わりました。  これをもって質疑を終了いたします。                          ◇ △議案第21号~議案第24号の質疑藤井栄一郎議長 次に、議案第21号 平成28年度白岡公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)から議案第24号 平成28年度白岡水道事業会計補正予算(第2号)までの件を議題といたします。  既に説明が終了しておりますので、これより質疑に入りますが、質疑の通告がありませんので、質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。                          ◇ △議案第25号の質疑藤井栄一郎議長 次に、議案第25号 平成29年度白岡一般会計予算の件を議題といたします。  既に説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。  念のため申し上げます。本件に対する質疑につきましては、会派代表による質疑となっており、一括質疑、一括答弁方式でお願いしたいと思います。議員は、1回目は登壇し、2回目以降の質疑は質問席で行うこととなりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、16番、菱沼あゆ美議員。       〔16番 菱沼あゆ美議員登壇〕 ◆16番(菱沼あゆ美議員) それでは、公明党を代表いたしまして総括質疑を行わせていただきます。  新年度予算は、白岡市史上最大の150億円とされ、前年度比4億9,400万円増となりました。2点についてお尋ねいたします。  初めに、歳入である市税について、1点目として質問いたします。新年度予算では、個人、法人税を合わせまして、前年度に比べ1億1,024万8,000円増額となっています。この理由は何でしょうか。特に法人税が4,072万2,000円の増額となっていて、平成28年度の法人税は平成27年度より2,900万円ほど減額をしていたことから、またその前の平成27年度には前年の平成26年度より3,000万円ほど減額をしていました。このことからも、今回はかなり多い金額となっています。これは、西部産業団地のパルタックをはじめとする企業の増収を見込んでのことでしょうか、それとも白岡市の企業全体の増収と見込んでいるのでしょうか、お伺いいたします。  次の2点目ですが、行財政改革推進大綱についてお伺いいたします。平成28年度からの5年間を計画期間とします行財政改革推進大綱には、効果的な業務運営の推進、効率的な組織体制の構築、持続可能な財政運営の確立、この3点の基本方針があります。この新年度予算には、これらの基本方針についてはどのように反映をされているのでしょうか。この2点についてお伺いいたします。 ○藤井栄一郎議長 笠原総合政策部長。       〔笠原英之総合政策部長登壇〕 ◎笠原英之総合政策部長 それでは、菱沼議員質疑の1点目、市税について及び2点目、行財政改革推進大綱につきまして、あわせてお答えを申し上げます。  まず、市税についてでございますが、平成29年度当初予算における個人の市民税につきましては、納税義務者数や景気の動向などを参考に、平成28年度の実績をもとに見込んだ結果、前年度と比較して、額にして6,952万6,000円、率にして2.3%増の31億849万5,000円を計上したものでございます。増額の要因といたしましては、現年課税分における納税義務者の増加がございます。均等割、所得割ともに、過去1年での納税義務者数が500人以上増加している状況を反映し、計上したものでございます。また、法人市民税につきましては、景気の動向や経済状況などを参考に、白岡西部産業団地に係る増収分などを踏まえ、平成28年度の実績をもとに見込みまして、前年度と比較いたしますと、金額にして4,072万2,000円、率にして14.5%増の3億2,210万3,000円を計上したものでございます。そのため、市民税全体としましては、前年度と比較しますと、額にして1億1,024万8,000円、率にして3.3%増の34億3,059万8,000円を計上したものでございます。とりわけ法人市民税につきましては、平成28年度実績をもとに推計しますと、市内の企業では業績の好不調の違いはあるものの、全体では前年度税額を上回ると予測されるものでございます。これは、納税額上位の企業が概ね好調を維持しており、白岡西部産業団地に係る増収分が加わるといった状況が背景にございます。この結果、個人市民税、法人市民税においては、平成28年度当初予算と比べて大幅な増額となったものでございます。  続きまして、2点目、行財政改革推進大綱についてお答えを申し上げます。当市では、平成18年度からの改革推進プログラム、平成23年度からの第2次改革推進プログラムに基づき、人件費やその他経費の節減の取り組みを鋭意進めてまいりました。しかしながら、少子高齢化が進展する社会情勢の中にあっても、さらなる市政発展のため、新たな行財政改革の方向性を示すものとして、白岡市行財政改革推進大綱を策定したところでございます。この行財政改革推進大綱では、効果的な業務運営の推進、効率的な組織体制の構築、持続可能な財政運営の確立の3点を基本方針としております。これらの方針につきましては、平成29年度当初予算案に、これから申し上げる形で反映をさせております。  まず、効果的な業務運営の推進といたしましては、民間団体等の能力を積極的に活用し、行政サービスの向上を図るための予算を計上しております。具体的には、民間委託の推進として、平成30年度に開所予定の民間保育所の整備を支援いたします。また、平成30年度に市内9か所の学童保育所で指定管理者制度を導入するに当たり、その準備に係る費用を計上しております。参画の協働まちづくりの推進として、地域活動キックオフ事業、大山・菁莪地域活性化推進事業を新たに展開いたします。これは、シニア層、女性を対象とした講座の開催や、大山・菁莪地域活性化を担う人材を育成する事業でございます。  次に、2点目、効率的な組織体制の構築でございますが、多様化する行政ニーズに対応し、さまざまな行政課題を解決する力を備えた職員を育成するため、組織の活性化や職員の能力向上を図る研修費用を予算に計上しているところでございます。  最後に、3つ目、持続可能な財政運営の確立につきましては、市の魅力を多くの方に知っていただくシティプロモーション戦略の一環としまして、ふるさと納税制度の活用をさらに進める予算を計上しております。その結果、平成29年度当初予算では、平成28年度当初予算と比べまして2,150万円の増額を見込んでおります。また、新たな自主財源の確保といたしまして、平成28年9月から設置いたしました市庁舎の広告つき案内板に係る広告収入が予算に計上されております。平成29年度の予算編成におきましては、創意工夫を凝らし、最少の経費で最大の効果を上げるべく、さらなる歳入確保と歳出削減に取り組み、また市の将来の発展に資する施策には積極的に予算を配分したところでございます。ご理解を賜りますようお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。 ○藤井栄一郎議長 16番、菱沼あゆ美議員。 ◆16番(菱沼あゆ美議員) 私たちも、この史上最大となりました150億円という大きな数字ですけれども、まさに市の発展を象徴するものかなと思っております。さらに住みやすい誇れる白岡市のまちづくりのため、今後ともしっかり建設的にさまざまなことに私たちも取り組んでまいりますと申し上げ、質問を終わりにいたします。 ○藤井栄一郎議長 次に、9番、黒須大一郎議員。       〔9番 黒須大一郎議員登壇〕 ◆9番(黒須大一郎議員) 白岡を東西に流れる隼人堀川からとった隼人です。会派を代表して、質疑申し上げます。  先ほども、るる議員がお話しであった史上最大の予算規模でございます。その中で、公債費を注目させていただいております。前年比で公債費自体は減少していますが、市債残高は平成28年度より増加に転じています。今後の財政見通しについてお伺いしたいと思います。  それと、2番目として、公債費は市税に対してどのくらいの割合が限界と考えているのかお伺いします。  次に、会計管理費として274万4,000円の詳細と、消耗品などの購入基準、在庫及び保管管理の基準などがございましたらご説明願いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○藤井栄一郎議長 笠原総合政策部長。       〔笠原英之総合政策部長登壇〕 ◎笠原英之総合政策部長 それでは、黒須議員質疑の公債費につきましてお答えを申し上げます。  まず1点目、今後の財政見通しにつきましてお答えを申し上げます。市債残高につきましては、平成27年度末の113億6,575万円から転じて、2か年連続で増加の見込みとなり、平成29年度末の市債残高見込み額は124億3,885万9,000円となっております。そのうち、3分の2となる約81億円が地方交付税の振りかえ財源であります臨時財政対策債の残高となっており、その償還額につきましては全額国から財源措置されることとなっております。一方、生涯学習施設整備事業に係る市債をはじめ、建設事業債の残高見込みは約43億円でございます。これらの償還額の増大は、財政の硬直化を招く要因の一つとなるものでございますので、十分に配慮して財政運営を行っているところでございます。  市では、市債を財源とするかどうか判断するに当たっては、後の元利償還金に対して交付税措置があるかどうかを判断基準の一つとしております。また、実際に借り入れを実行する場合には、既に発行済みの市債の償還額とのバランスを考慮した償還年数の設定、低利での借り入れや償還額の平準化を目的とした据え置き期間の調整などの工夫をさせていただいているものでございます。生涯学習施設に係る市債につきましては、平成28年度当初予算の段階におきましては、交付税措置のない市債の予定でございましたが、一部を充当率、交付税措置ともに有利なものに変更することができました。平成29年度につきましては、総額12億2,200万円のうち2億1,780万円が交付税措置のある市債を予定しております。引き続き健全な財政運営を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、同じく公債費につきましての2点目、公債費における市税に対しての割合の限界につきましてお答えを申し上げます。まず、市税に対する公債費の割合といたしますと、平成29年度予算では18.9%、平成28年度予算では19.8%となっております。しかしながら、公債費に対しましては、普通交付税として財源措置される分がございますので、これらの比率を用いて公債費を判断するのは難しいものと考えております。一般的に公債費を判断するものとして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく実質公債費比率がございます。これは、公債費などの負担が、市税や普通交付税などの市が標準的な状態で収入できるであろう一般的財源の規模を示す標準財政規模に対し、どの程度の割合を占めているかをあらわす比率でございます。この比率が18%以上になりますと、市債の借り入れに当たり許可が必要になり、25%以上になりますと、一定の地方債の起債が制限され、35%以上の団体については、さらにその制限の度合いが高まるところでございます。市といたしましては、この比率が起債許可団体となる18%を超えることがないよう努めているところでございます。  なお、直近の比率といたしますと、平成27年度決算に係る比率でございまして6.4%、県内の市平均の4.7%を上回っている状況ではございますが、平成26年度の7.1%より0.7ポイントの減となっております。低利での借り入れや償還年数、据え置き期間の調整などを進めてきたことから、年々減少傾向にあるものでございます。引き続き健全な財政運営を図ってまいりたいと存じますので、ご理解賜りますようお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。 ○藤井栄一郎議長 齋藤会計管理者。       〔齋藤重代会計管理者登壇〕 ◎齋藤重代会計管理者 それでは、黒須議員ご質問の会計管理費の詳細と消耗品の購入基準、在庫及び保管管理につきましてお答えを申し上げます。  まず、会計管理費の詳細でございます。11節需用費につきましては、庁内事務用品を含みます消耗品の購入や歳入歳出決算書及び各種庁用の印刷製本でございます。12節役務費につきましては、債権者への振り込み通知や源泉徴収票などの送料でございます。14節使用料及び賃借料につきましては、口座振替をするためのデータを伝送するシステムの使用料などでございます。  次に、消耗品の購入基準、在庫及び保管管理費についてでございます。消耗品の購入につきましては、全庁各課で使用いたします事務用品や消耗品を会計課でまとめて購入しているものでございます。購入しております消耗品でございますが、ボールペン等の筆記用具やガムテープなどでございまして、日常業務で使用するものでございます。これら消耗品の在庫につきましては、会計課事務室及び書庫で保管しております。また、消耗品の請求につきましても、職員が自由に請求するのではなく、担当課長の承認を受けました請求伝票を会計課に提出し、消耗品を受け取るなど、日ごろから適切な保管管理を行っております。  以上、簡単ではございますが、答弁とさせていただきます。 ○藤井栄一郎議長 9番、黒須大一郎議員。 ◆9番(黒須大一郎議員) ご答弁で、財政見通しについて理解を深めることができました。今、私の手元に平成27年度の県内の各市町村の決算カードがあります。ちなみに県の平均が、実質公債費比率というのが4.9%というお話でした。近隣でいいますと、幸手市が4.2%です。蓮田市が5.3%です。白岡は、先ほどの話だと6.幾つということですが、あまり気にしていて、やるべきことを中途半端なものにしてしまうという懸念もあります。その辺は、やるべきことは、かけるときはかけるという精神も今後とも常に持っていただきたい。そのあらわれが、いわゆる県の平均よりも少し上だというところになっているのかもしれないですが、これからに期待したいと思います。  会計のほうのお話ですが、最近はすごく便利な文具品とか出てきている中で、昭和の私が小学校へ入る前から使っているようなやつもあるのだなというところと、あと皆さん職員の方はほとんど自費で購入しているのが多いのではないかと思うぐらい、いいと思うのですけれども、難しい財政のやりくりの中で、ただ平成ですから、昭和のときに使っていたというのも、少しは……というか、今どきのやつも使っていただけたらと思うのですが、これから委員会等でご審議もあると思いますので期待して、会派の質問を終わりたいと思います。 ○藤井栄一郎議長 次に、10番、大髙馨議員。       〔10番 大髙 馨議員登壇〕 ◆10番(大髙馨議員) 通告に従いまして、白新会を代表して質問いたします。   具体的な施策について質問いたします。1点目、防災・減災対策について伺います。市長は基本方針の中で、「災害対策に「これで十分」はありません。官民を問わず、あらゆる危機を想定し、備えることが肝要である」と述べております。災害には、予測できるもの、例えば、台風、大雨等の気象災害等、また予測できないもの、地震や大規模火災、テロ等も含まれるかもしれません。万が一に備えることは重要です。1,110万4,000円を計上している防災用品の備蓄は、どのような災害を想定し、食料、生活必需品、防災用資機材を備蓄するのか。また、被災者数は何人と想定しているのか伺います。  2点目として、都市基盤整備施策について伺います。都市計画道路白岡駅西口線、白岡・宮代線、ともに工事に着手し、早期の完成が待たれるところでございます。白岡・宮代線は、東部地区の発展に大いに寄与するものと期待するわけですが、1,771万2,000円を計上した工事内容とタイムスケジュールについて伺います。  3点目、大山・菁莪地区の活性化について伺います。市長基本方針の中で、「大山と菁莪地区は他の地区に比べ人口の減少が顕著であり、最優先で地域の活性化に取り組む」と述べております。先ほど質問いたしました白岡・宮代線の開通ともリンクしてくると思われますが、活性化のためにどのような事業を展開するのか、具体的な説明をお願いいたします。  4点目、産業の振興策について伺います。農業従事者は、高齢化あるいは後継者不足等により年々減少しているわけですが、平成27年度から開始した農作業機械修繕費支援事業平成29年度開始予定の梨栽培農機具導入支援事業等は、農家支援策として評価するところでございます。今年度、新規事業として、地域農業の担い手確保、育成に向けた取り組みを開始するとしておりますが、この内容について、具体的にはどのようなものか伺います。  以上4点質問いたします。 ○藤井栄一郎議長 笠原総合政策部長。       〔笠原英之総合政策部長登壇〕 ◎笠原英之総合政策部長 それでは、大髙議員のご質疑お答えを申し上げます。なお、私のほうからは、1点目、防災・減災対策につきまして、また質疑の順番と逆になりますが、3点目、大山・菁莪地区の活性化につきまして、あわせてお答えを申し上げます。  まず、防災・減災対策についてでございますが、市の防災用備蓄品につきましては、アルファ米や缶入りパンなどの食料のほか、毛布や肌着、紙おむつなど生活必需品、発電機や投光機、避難所用間仕切りなどの資機材等を防災倉庫に備蓄しております。市の地域防災計画では、当市にとって最大の被害をもたらすとされている関東平野北西縁断層帯地震を想定しており、この地震により発生する避難者数は765人、帰宅困難者数は2,873人と見込まれております。備蓄食料につきましては、想定される避難者と帰宅困難者に加え、災害救助従事者を対象とし、現在、およそ3日分となる約3万6,000食を備蓄しているほか、粉ミルクや即席おかゆ等、要配慮者を対象とした食料も備蓄しております。備蓄の内容につきましては、今後も随意、見直しを加えていくとともに、生活必需品や資機材等を含め、さらなる充実に努めてまいりたいと存じます。  次に、3点目、大山・菁莪地区の活性化につきましてお答えを申し上げます。大山・菁莪地域活性化推進事業につきましては、人口減少や少子高齢化が顕著にあらわれている両地域の活性化と生活利便性の向上を図るために実施するものでございます。来年度につきましては、大学との連携により活性化施策の検討と、活性化人材の育成の2つの取り組みを進めることとしております。1つ目の活性化施策の検討は、学生と地域の方が議論をしながら、空き家の活用など課題解決や活性化につながる実践的な事業の検討を行うものでございます。また、2つ目の活性化人材の育成は、地域活性化に取り組む意思のある方を大山・菁莪両地域それぞれで20人程度募集し、地域のリーダーとなり得る人材の育成を行おうとするものでございます。  以上、簡単ではございますが、答弁とさせていただきます。 ○藤井栄一郎議長 中島都市整備部長。       〔中島浩之都市整備部長登壇〕 ◎中島浩之都市整備部長 それでは大髙議員質疑の2点目、都市基盤整備施策についての白岡・宮代線の工事内容とタイムスケジュールにつきましてご説明を申し上げます。  まず、都市計画道路白岡・宮代線の現状を申し上げますと、平成28年度に準備工事といたしまして、県道春日部菖蒲線から一部区間におきまして、仮設道路といたしまして整備工事を実施し、また白岡・宮代線の東北自動車道をまたぎます高架橋の実施設計がまとまったところでございます。  平成29年度の工事内容といたしましては、高速道路や県道の道路管理者と実施に向けての詳細協議を行いながら、橋脚や橋台工事に向けまして準備工事を進めたいと考えておりまして、具体的には道路に支障となるはぴすしらおかの外周の擁壁及び植栽の移設工事費等を予算計上させていただいております。また、今後の工事内容といたしましては、5基の橋脚、1基の橋台及び擁壁、橋桁工事、橋梁部以外の道路築造工事や舗装工事を行っていくこととなりますが、橋桁架設につきましては、ネクスコ東日本が進めます蓮田サービスエリア下り線工事の橋桁架設に合わせまして実施するようネクスコ東日本から申し入れがありました。市といたしましては、このような状況のもと、菁莪地域の活性化を図るためにも早期の完成を目指してまいりますので、ご理解を賜りますようお願いを申し上げまして、答弁とさせていただきます。 ○藤井栄一郎議長 野口市民生活部長。       〔野口仁史市民生活部長登壇〕 ◎野口仁史市民生活部長 それでは、大髙議員質疑の4点目、産業の振興策についてにお答えを申し上げます。  平成29年度の一般会計予算に計上いたしました担い手確保育成事業につきましては、就農希望者または農業者を対象として栽培技術の習得、向上や、農業経営力の強化のための研修の実施に要する費用として計上したものでございます。なお、当該研修の参加者に対しまして、市に望む支援などの意向調査を行い、地域農業の担い手確保、育成に向けた、さらに効果的な取り組みにつきましても検討してまいりたいと考えておるところでございます。  以上、簡単でございますが、答弁とさせていただきます。 ○藤井栄一郎議長 以上で通告による質疑は終わりました。  これをもって質疑を終了いたします。                          ◇ △議案第26号の質疑藤井栄一郎議長 次に、議案第26号 平成29年度白岡国民健康保険特別会計予算の件を議題といたします。  既に説明が終了しておりますので、これより質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、発言を許します。  16番、菱沼あゆ美議員。 ◆16番(菱沼あゆ美議員) それでは、質疑をさせていただきます。  こども医療費への独自助成につきましては、今や全ての市町村に広がったものとなっています。これに対しまして、政府は独自助成が医療費の増大を招くとしまして、実施した市町村に対する補助金を減額調整するペナルティー的な措置を続けてまいりましたが、公明党の強い主張を受け、未就学児までを対象とする助成については2018年度から減額調整措置を廃止することを決めました。この見直しによって生じました財源を、ほかの少子化対策の充実に充てるよう求める内容とともに、厚生労働省が昨年末、全国の自治体に通知をしたということです。  我が白岡市議会としましても、平成27年6月に地方単独事業に係る国保の減額調整措置の見直しを求める意見書を提出しております。今年の1月より、我が市はこども医療費の対象年齢を高校卒業までと拡大をいたしましたが、このことによりましての国保のペナルティーも増えていくものと予想されます。影響額はどのようになりますでしょうか、お伺いいたします。 ○藤井栄一郎議長 八木橋健康福祉部長。       〔八木橋昌美健康福祉部長登壇〕 ◎八木橋昌美健康福祉部長 それでは、菱沼議員質疑のこども医療費拡大における影響額につきましてお答えを申し上げます。  こども医療費支給事業につきましては、子育て支援の拡充の一環として、本年1月から対象年齢を拡充いたしたところでございますが、この事業、地方単独事業として、市が独自に一部負担金に対しての医療費助成を行っているもので、国民健康保険財政の制度設計におきましては、地方単独事業で医療費助成を行っている場合は、国庫負担金の減額調整が行われているところでございます。議員からご案内もありましたとおり、この関係につきましては、今後関係省令等を改正した上で、平成30年度からは未就学児に対する医療費助成につきましては減額調整の対象としないとの方針が国から示されているところでございます。  議員質疑の新年度におけるペナルティーの影響額、いわゆる波及増カットの関係でございますが、拡大後のこども医療費支給事業の対象は、平成29年1月診療分からでございますが、1月の医療費の情報が、保険者である当市に送付されるのは3月中旬ごろでございまして、現在のところは具体的な医療費は把握することができない状況でございます。このため、あくまで推計額としてでございますが、平成27年度の国民健康保険被保険者のこども医療費の費用額から、今般のこども医療費拡大分に係る平成29年度の減額調整分を推計いたしましたところ、約80万円の減額が見込まれるものでございます。影響額が比較的少額である理由といたしましては、今回拡大の対象となった年齢層におきましては、突然の重篤な傷病を除き、統計的に見て1人当たりの医療費が低いためでございます。冒頭でも申し上げましたが、平成30年度からは未就学児に対する医療費助成につきましては減額調整の対象としない方針が示されましたが、引き続き県を通じてこども医療費に係る減額調整の廃止を要望してまいりたいと考えております。今後も状況の変化や、医療費等の推移を的確に見きわめ、適切に対応してまいりたいと存じます。  以上、答弁とさせていただきます。 ○藤井栄一郎議長 以上で通告による質疑は終わりました。  これをもって質疑を終了いたします。  ここで暫時休憩いたします。       休憩 午前10時40分       再開 午前11時00分 ○藤井栄一郎議長 現在員18名であります。  再開いたします。  休憩前に引き続き、総括質疑を続行いたします。                          ◇ △議案第27号~議案第33号の質疑藤井栄一郎議長 次に、議案第27号 平成29年度白岡後期高齢者医療特別会計予算から議案第33号 平成29年度白岡水道事業会計予算までの件を議題といたします。  既に説明が終了しておりますので、これより質疑に入りますが、質疑の通告がありませんので、質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。                          ◇ △議案常任委員会付託省略藤井栄一郎議長 お諮りいたします。  議案第15号 白岡市道路線の認定についてから議案第24号 平成28年度白岡水道事業会計補正予算(第2号)までにつきましては、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。       〔「異議なし」と言う人あり〕 ○藤井栄一郎議長 ご異議なしと認めます。  よって、議案第15号から議案第24号までにつきましては、委員会付託を省略することに決定いたしました。                          ◇ △議案第15号の討論、採決 ○藤井栄一郎議長 日程第3、議案第15号から議案第24号までについて、討論、採決を行います。  まず、議案第15号 白岡市道路線の認定について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第15号 白岡市道路線の認定についての件を起立により採決いたします。  本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○藤井栄一郎議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。                          ◇ △議案第16号の討論、採決 ○藤井栄一郎議長 次に、議案第16号 平成28年度白岡一般会計補正予算(第5号)について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第16号 平成28年度白岡一般会計補正予算(第5号)の件を起立により採決いたします。  本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○藤井栄一郎議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。                          ◇ △議案第17号の討論、採決 ○藤井栄一郎議長 次に、議案第17号 平成28年度白岡国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第17号 平成28年度白岡国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についての件を起立により採決いたします。  本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○藤井栄一郎議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。                          ◇ △議案第18号の討論、採決 ○藤井栄一郎議長 次に、議案第18号 平成28年度白岡後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第18号 平成28年度白岡後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についての件を起立により採決いたします。  本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○藤井栄一郎議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。                          ◇ △議案第19号の討論、採決
    藤井栄一郎議長 次に、議案第19号 平成28年度白岡介護保険特別会計補正予算(第3号)について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第19号 平成28年度白岡介護保険特別会計補正予算(第3号)についての件を起立により採決いたします。  本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○藤井栄一郎議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。                          ◇ △議案第20号の討論、採決 ○藤井栄一郎議長 次に、議案第20号 平成28年度白岡農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第20号 平成28年度白岡農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)についての件を起立により採決いたします。  本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○藤井栄一郎議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。                          ◇ △議案第21号の討論、採決 ○藤井栄一郎議長 次に、議案第21号 平成28年度白岡公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第21号 平成28年度白岡公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についての件を起立により採決いたします。  本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○藤井栄一郎議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。                          ◇ △議案第22号の討論、採決 ○藤井栄一郎議長 次に、議案第22号 平成28年度蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第22号 平成28年度蓮田都市計画事業野牛高岩土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)についての件を起立により採決いたします。  本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○藤井栄一郎議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。                          ◇ △議案第23号の討論、採決 ○藤井栄一郎議長 次に、議案第23号 平成28年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第23号 平成28年度蓮田都市計画事業白岡東部中央土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)についての件を起立により採決いたします。  本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○藤井栄一郎議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。                          ◇ △議案第24号の討論、採決 ○藤井栄一郎議長 次に、議案第24号 平成28年度白岡水道事業会計補正予算(第2号)について討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより議案第24号 平成28年度白岡水道事業会計補正予算(第2号)についての件を起立により採決いたします。  本件は原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。       〔起立全員〕 ○藤井栄一郎議長 ご着席ください。起立全員であります。  よって、本件は原案のとおり可決されました。                          ◇ △議案常任委員会付託藤井栄一郎議長 日程第4、議案常任委員会付託を行います。  議案第1号から議案第14号まで、議案第25号から議案第33号までについては、別紙議案委員会付託表のとおり、各常任委員会に付託いたします。                          ◇ △散会の宣告 ○藤井栄一郎議長 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。  ご苦労さまでした。       散会 午前11時10分...